【ネタバレだったら】 #君が君で君だ の感想【申し訳ありません】
こんにちは。田中嘉人です。
昨日、とある方に声をかけていただき、映画の試写会に行ってきました。
声をかけてくれたのは、電通のコピーライター 阿部広太郎さん。CAREER HACKを通じて知り合ったのですが、コピーライターでありながら、『企画メシ』という講座を主催したり、作詞をしたり……要はスゴイ人です。
めちゃめちゃマルチに活躍している阿部さんが、最近挑戦しているのが「映画のプロデューサー」。プロデューサーとして関わった映画『君が君で君だ』が完成したということで試写会に参加させていただくことになった次第です。
映画のストーリーは、オフィシャルサイトをご覧いただきたいのですが、結論としては「いろんな人の感想を聞きたい」と思える映画だったんですよ。
そこでぜひ映画館へ足を運んでいただきたいと思い、自分の感想を書いてみることにしました。もしよろしければ最後までお付き合いください。
「この愛は純情でも異常でもない」と思った
僕が映画を見て感じたこと。それは「わかるなぁ〜〜〜〜〜」でした。
池松壮亮さん演じる尾崎豊、満島真之介さん演じるブラピ、大倉孝二さん演じる坂本龍馬。冒頭から始まる彼らの常軌を逸した行動の数々には度肝を抜かれましたが、気がついたら彼らの”国”の住人になっている自分がいました。
また、オフィシャルサイトやフライヤーには、
この愛は純情か、それとも異常か。
というコピーが刻まれているのですが、僕個人の感想は「どっちでもない」でした。確かに「純情」にも「異常」にも見えるのですが、いまいちしっくりこない。むしろ「愛」という言葉でも表現しきれないような何かだったように感じます。
それはきっと誰の心のなかにもある。普段は蓋で閉じてあるんだけど、ときどき顔を出そうとする。でも、道徳心とか世間の目とかが押し込んでくれるから、どうにか社会で生きていけている……もしかしたら「本能」に近いのかもしれません。
作品を通じて、僕の”何か”が少しだけ顔を出したような……そんな感覚がありました。そしてその感情と折り合いをつけながら生きることが「大人になる」なんじゃないかな、なんて思います。
7/7(土)より全国公開
ストーリー、主演3人の演技力、さらに向井理さんのカッコよさ、YOUさんの存在感などがプラスされ、個人的には『君が君で君だ』、かなり楽しんでしまいました。
またプロモーションにおいても、オフィシャルサイトやフライヤーで紹介されている内容は物語のほんの一部でしかないので、いい意味での裏切りもある(このあたりはさすが広告クリエイターって感じです)。
映画自体は7/7(土)より新宿バルト9ほかで全国公開!自分も知らなかった、無意識に隠そうとしていた何かと出会える作品だと思います。ぜひ足を運んでみてください。そして感想を「#君が君で君だ」て発信してほしいです!
久しぶりに口にするキレートレモンはやけに酸っぱかったです。
では、また。